2011年12月7日

アルミ再生塊、メーカー収益 一段悪化

 関東地区のアルミ再生塊ベースメーカーの収益が一段と悪化している。原料高・製品安の構造がさらに進展していることが主因。原料となる廃エンジンは発生難が続く中、集荷競争が激化し、仕入れ値は高止まっている。一方で、製品となるアルミベースメタル(ADC10相当)は12月も値下げが止まらない。こうした状況下、「今後の事業存続が危ぶまれるメーカーも出てくるのではないか」(関係筋)との観測も聞かれ始めた。







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