2009年2月23日

東京地区の薄板、在庫調整が長期化

 東京地区の薄板市況は弱含み。足元の市中実勢(ベースサイズ、トン当たり)は中板(熱延鋼板)が7万4000―7万7000円、酸洗鋼板が7万5000―7万8000円、冷延鋼板が9万2000―9万4000円、表面処理鋼板は熱延ベース9万8000―10万1000円、冷延ベース10万8000―11万円どころ。

 中板で6万円台、冷延鋼板で8万円台なども広がっているうえ、東京製鉄の3月販価の1万円値下げで底値が見えないことに不安を持つコイルセンター、流通業者の狼狽売りなどもみられる。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more