2009年9月1日

関西流通、薄・中板2000―4000円上げ

 関西地区の鋼板扱い業者は9月から、薄・中板の定尺価格をさらに2000―4000円程度引き上げる方向だ。

 海外ミルや東京製鉄の製品値上げを受け、一部業者は盆休明けから、2000―3000円程度の売値引き上げを実施しているが、ユーザーサイドの購買意欲が鈍く、市況への反映は小幅にとどまっていた。ただ、流通としては先行きの仕入れ高による採算悪化を回避するため、さらに売腰を強める。







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