2009年12月8日

新日鉄住金ステンレス、Ni系冷薄5000円下げ

 新日鉄住金ステンレス(NSSC)は7日、国内店売り向けステンレス鋼板の12月契約について、ニッケル系冷延薄板を前月比トン5000円引き下げると発表した。原料価格の下落に加え、為替が円高となったため。値下げは4月契約以来、8カ月ぶり。

 厚中板は定期修繕を控えた生産能力の制約で1―3月期フル稼働が見込まれるため、据え置く。クロム系冷薄は10―12月のクロム価格が前期比14%上昇したのを受け2000円引き上げる。これにより冷薄カットエッジコイル価格はニッケル系が35万5000円、クロム系が25万2000円。







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