2010年9月15日

中国薄板市況が反発

中国の薄板市況が先週、夏場以降最大の上げ幅で反発した。中国鋼鉄工業協会が13日に発表した9月第2週の熱延コイル市況は、北京でトン4600元(約5万7500円、3・0ミリ厚)と前週比250元高、上海は5220元と150元上昇。冷延市況も上昇に転じた。

 秋の需要期への期待から、投機的な購入が増加。政府の省エネ対策による電力制限で、鉄鋼の減産に拍車がかかり、需給が引き締まってきている。さらに宝鋼集団など大手メーカーが10月値上げを表明し、先高観が強まっている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more