鋼材流通は突然の停電に戸惑いを隠せなかった。「停電対象からは外れていたはず。これでは荷積みができない」(二次製品流通)。停電を控えた午後2時ごろには、操業を切り上げて早々と帰宅する関係者の姿が散見された。
一方で、作業を続ける会社もあった。「せっかくトラックが来てくれたのに、積まないと燃料がもったいない」(鋼管流通)と、ある関係者は人力で積める資材は、自ら荷台へ運び込んだ。また、電力供給が回復する夕方以降に設備を再稼働し、重量物を積載しようと、待機する人たちも見られた。軽油、ガソリンなどの燃料不足を受け、物流機能の低下が深刻化する状況下、緊急停電が追い打ちを掛ける形となったが、流通関係者は前向きに業務を続けた。





















