2011年5月25日

アジア向け缶用鋼板 高炉、100―150ドル上げ

 国内高炉メーカーは、7―9月積みのアジア向け缶用鋼板輸出価格をブリキ原板で最低トン100ドル、ブリキ製品で150ドル程度、4―6月から引き上げる構えだ。それぞれ1300ドル、1500ドルを目指す。4―6月積みの未転嫁分に加え、ブリキでは2010年以来の錫のコスト増トン50―60ドルを転嫁し、収益改善を図る。4―6月では平均150ドルほど上昇した。

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