2013年7月5日

鉄骨需要、13年度500万トン 鉄骨部材メーカー操業好調

 鉄骨需要がここにきて、さらに上向いてきており、各種部材の需要も拡大、主要部材の製作業者はフル操業となってきている。柱材ではプレスコラム(角型)メーカーは春以降、受注が大幅に増加し、各社ともフル生産となっている。同製品の13年度需要規模は、前年度比2割弱増え、20万トンとなる見込み。すでに、プレスコラムのメーカーは能力面から、新規期近物の対応ができなくなっており、この余波で、四面ボックス製作業者も高水準の稼働となってきている。柱材のBH(ビルトH形鋼)については、大手製作業者を中心に稼働率が向上しており、13年度需要は15万トン台と、当初予想よりも上振れする方向。

 国内の13年度鉄骨需要は、12年度比1割強増加し500万トン前後となる方向。







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