2013年8月16日

車鋼材受注、回復傾向 特殊鋼100万トンに迫る

 自動車用鋼材の受注が回復基調にある。日本鉄鋼連盟まとめの用途別受注統計によると、自動車用の4―6月の普通鋼鋼材受注は、1―3月比5・9%増の223万4600トン、特殊鋼鋼材は10・1%増の99万1800トンだった。国内自動車生産は、円高修正による輸出回復などを追い風に、6月は80万台強に回復。日系自動車メーカーの海外生産が加速し、消費税増税を控えて国内販売回復期待も高まっており、自動車用鋼材受注はしばらく回復を続けそうだ。







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