2013年11月28日

新関西製鉄、今期黒字転換目指す

 新関西製鉄(田邊社長)は今期(2014年9月期)、売上高で280億円程度と前々期水準に戻し、経常損益は黒字転換を目指す。製品販売量は4%強増の30万トン程度とし、価格是正に注力する。星田工場は昨年8月、圧延2ラインを1ラインに集約したことから、生産性向上と高度化商品の生産を強化する。東京鉄鋼のネジテツコンOEM生産は来年6月出荷開始をメドに、慎重に準備を進めており、工場の安定稼働に寄与させる。堺工場も来年10月をメドに圧延設備を更新し、平鋼の生産可能サイズを拡大、星田工場のサイズ移管を行い、稼働平準化に貢献させる。

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