2014年10月29日

林田鉄連会長 粗鋼1億1150万トン期待

 日本鉄鋼連盟の林田英治会長(JFEスチール社長)は28日の定例会見で、「少し弱い住宅・自動車を除く製造業や土木・非住宅は堅調で、国内の需要は緩やかな回復が続くとみている。高水準にある輸入鋼材など不透明要因は若干あるが、消費税増税の反動影響そのものからはすでに脱している。海外マーケットは中国の輸出がかく乱要因となっており、不安定な状況にある」との認識を示した上で、本年度は下期の粗鋼生産が上期の5555万トンを少し上回り、前年度の1億1150万トン程度となると期待して良い」との見方を示した。







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