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2024.12.4
2016年4月13日
来週18日に発表される東京製鉄の5月契約分の店売り向け販売価格は全品種で値上げとなることがほぼ確実な情勢だ。原料の鉄スクラップが国内外で続伸していることに加え、海外鋼材市況も強基調を維持するなど、値上げ材料は出揃っている状況。東鉄も潮目が変わったとみて、値上げの方針を固めたようだ。東鉄が値上げに動けば、国内高炉や輸入鋼材の価格政策にも影響が及ぶのは必至。他メーカーに先駆けて、値上げを打ち出すことで、出遅れている国内市場に底入れ、反転を促す構えだ。
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