2018年9月14日

三菱重工マリンマシナリ、売上規模500億円目指す

 三菱重工業グループの三菱重工マリンマシナリ(本社=長崎市、堀俊明社長)は舶用エンジン向けのMET(ミツビシ・エキゾースト・ターボチャージャー)過給機を拡販、アフターサービス分野の拡大も図り、中期で同社の売上規模を2017年比47%増の500億円に高める。2ストロークエンジン用過給機の世界シェアを40%から50%に引き上げ、この達成段階で2ストローク用だけで売上高500億円とし、さらに全社売上をアップさせる構想だ。造船市場が緩やかに回復、20年の環境規制強化など環境対応を図るとともに、陸用発電ディーゼルでの海外展開にも参入するなど新規展開にも取り組み、業容を伸ばす。

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