2019年1月22日

東京製鉄、通期予想を上方修正 4―12月経常益10.9%増

 東京製鉄が22日に発表した2018年4―12月期(非連結)の経常利益は、前年同期比10・9%増の118億9800万円となった。4―12月期決算の経常増益は2期連続。4―12月期決算を踏まえ、通期業績予想を売上高は10億円、営業利益が20億円、経常利益と純利益は25億円それぞれ前回予想比で上方修正している。今村清志・常務取締役営業本部長は、「製品出荷単価は高値を維持しながら、鉄スクラップ価格が想定よりも下落したこと、また田原工場の増産効果が大きく影響した」とコメント。