2023年6月1日

日本製鉄、鋼管杭・鋼矢板など土木建材で販価適正化  転嫁道半ば エキストラ改定を徹底 「材料×工法」の提供加速

日本製鉄は土木工事向け主力商品の鋼管杭と鋼矢板など土木建材製品の販売価格について、原燃料価格の高止まりや円安によるコスト悪化を受けて販売価格の適正化に取り組む。前年度に実施した累計でトン当たり3万5000円値上げのマーケットへの浸透は8割程度で不十分とし、引き続き適正化を図る。鋼管杭と鋼矢板のエキストラも工場中継ぎ・標尺、リブ切削、プレカット、下地処理など塗装関連、梱包などのエキストラや物流関連エキストラなど改定を徹底するとともに、2024年問題を見据え、もう一段の見極めが必要として条件設定などを検討する方向だ。建設ソリューションブランド「プロ・ストラクト」で材料×工法の価値提供を加速していく。





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