2024年2月15日

鉄連 高機能鋼材の脱炭素貢献 浮体式洋上風力で試算

 日本鉄鋼連盟はカーボンニュートラルに向けた高機能鋼材による低・脱炭素化に対する定量評価の第2弾として、浮体式洋上風力に対する貢献度を試算した。洋上風力が30基導入され、1基当たり年間約1・2万トンのCO2削減効果があると想定、鋼材調達費が資本費に占める割合から鋼材のCO2削減貢献を年2・94万トンとした。鋼材がCO2排出削減に果たす潜在性を順次示す考えで、今後は炭素の回収・貯留(CCS)や水素インフラなどへの貢献度定量化に取り組む。

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