2024年8月29日

国内鉄骨需要、端境期長引く 資機材高で一部計画遅延 本格回復は25年度後半

国内鉄骨需要(S造)の本格回復は2025年度後半にずれ込みそうだ。年初には23―24年度が端境期となり、25年度から回復とみられてきたが、高炉メーカーによると半年程度遅れる見通しだ。建設に関わる職人の不足や資機材価格の高騰による民間建築物件でのコスト見直しなどで、一部計画変更があった。国土交通省建築着工統計から換算した4―6月期の鉄骨需要量は約99万トンと2四半期連続で100万トンを下回った。このペースでは2年連続で年間400万トンを下回る公算だ。





日刊産業新聞DIGITAL日刊産業新聞 紙版 







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more