2013年8月28日

古河電池、いわき事業所に最新鋭設備/競争力強化、雇用も維持/国内初のパンチング方式採用

古河電池は、2015年の完了を目標に生産拠点の再編を進めている。自動車バッテリーを基本的にいわき事業所(福島県)へ集約し、今市事業所(栃木県)は産業用などに特化することで、技術集約と生産性向上を図るのが目的だ。いわきでは最新鋭の製造導入など、約60億円の設備投資を行う。投資第一段となる充電工程の新建屋が完成したのに合わせ、現地を訪れた。 いわき事業所は78年設立で、今年35周年を迎えた。工場立ち上げに携わった徳山勝敏社長は、「当初の陣営は横浜本社工場からの転勤者と、常磐炭鉱、漁業から移ってきた人たちで三者三様の布陣だった」と振り返る。







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