2022年9月12日

独ティッセンクルップ、大規模直接還元鉄新設 年産250万トン

 独鉄鋼大手のティッセンクルップは8日、主力のデュイスブルク製鉄所で20億ユーロ(2876億円)以上を投じてドイツ最大規模の直接還元鉄(DRI)設備建設を決めたと発表した。年産250万トンのDRI設備を今秋発注し、2026年に生産を開始する。二酸化炭素(CO2)排出量を350万トン削減、鉄鋼業の脱炭素で主導的な役割を果たし、今後拡大する高付加価値の低炭素鋼材でも競争力を確保する。







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