2023年2月17日

鉄連 高機能鋼材の脱炭素貢献 新分野で定量評価

日本鉄鋼連盟はカーボンニュートラルに向けた高機能鋼材の供給を通じた貢献の新たな定量評価に乗り出した。16日の審議会で、着床式洋上風力発電に対する2030年に向けた貢献の潜在性を二酸化炭素(CO2)排出削減量で年間10万4000トンと公表した。23年度以降は浮体式洋上風力、炭素の回収・貯留(CCS)関連インフラ、水素利用インフラでも定量評価する。従来はハイテンや電磁鋼板など主要鋼材の使用段階の削減貢献として公表してきたが、こうした試算を新たな領域に広げる。





日刊産業新聞DIGITAL日刊産業新聞 紙版 







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more