2024年8月9日

建機出荷3.6兆円に増 25年度予測

 日本建設機械工業会(会長=山本明・コベルコ建機社長)が9日発表した2025年度の補給部品を含めた建設機械出荷金額見通しは24年度予測比1・2%増の3兆6067億円と策定された。見通し通り推移すると4年続けて3兆円を超え、2年ぶりの増となる。23年度の3兆7359億円に次ぎ第2位の水準に達する。25年度は金利引き下げで欧米の設備投資が回復し、国内も部品・部材供給が改善、公共投資、民間投資とも底堅いと予測した。建機向け厚板需要でウエートの大きい油圧ショベルの25年度生産は同16%増の12万9830台、ミニショベルが同5%増の11万9710台となる。







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