2024年9月11日

中小企業の価格交渉促進月間 鋼材供給網一貫で要請を

今月から中小企業が適切に価格転嫁しやすい環境を作るための「価格交渉促進月間」に入った。鉄鋼業界では素材や副資材、労務費や物流費など増え続けるコストがメーカーや加工業者、流通の収益を圧迫している。サプライチェーン全体でのコストの公平な分担を求める動きが強くなっているが、磨棒鋼やCH鋼線(冷間圧造用線材)を製造する特殊鋼棒線二次加工メーカーなど製品値上げや加工賃引き上げが難航する業種はなお多い。需要産業に寄与する高付加価値鋼材の安定供給継続のために鋼材の価格と価値の認知を一層図る月となる。





日刊産業新聞DIGITAL日刊産業新聞 紙版 







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more