2024年9月18日

四国化成、銅錯体インクを提案

四国化成ホールディングスは、廃液が発生せず環境に優しいプリント基板の製造工法であるフルアディティブ法向け銅膜材料として、銅錯体インクを提案する。インクジェット印刷で必要な部分だけに回路形成できる。銅イオン状態で安定しているため、金属ナノ粒子の溶液に必要な保護剤が不要なことも特長。保存安定性に優れる上、150度以下の低温で銅膜が析出する。担当者は「来年までにサンプル出荷にこぎ着け、数年以内の上市を目指す」と意気込む。





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