2024年11月19日

OECD鉄鋼委が会合 過剰生産能力に危機感 非加盟国での増加確認

 経済協力開発機構(OECD)の鉄鋼委員会は12―13日、パリで第96回会合を開き、鉄鋼貿易などについて意見交換した。拡大する世界の過剰生産能力に危機感を強め、2027年までの3年間で1億4600万トンの新たな能力追加の見通しを共有した。特に非加盟の途上国で能力が拡大、中国の国有企業など補助金と能力拡大の関連性などを確認した。脱炭素関連の関心の高まりを受け、水素の活用に関する状況を報告し、今後はグリーン・スチールに関して調査する方向だ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more