2012年8月20日

高炉5社、7-9月粗鋼生産5%増

 新日本製鉄、JFEスチールなど高炉5社の7―9月期の粗鋼生産量は前期比4・9%増の2165万トン程度となる見通しだ。旺盛な自動車鋼材需要が各社の生産を下支えしており、前期の設備トラブルの反動増という側面もあるが、本年度上期(4―9月)は前下期比5・8%増の4220万トン程度となる見込み。中国や韓国の増産によるアジアの供給過剰局面はしばらく続くものの、「資源価格の変動幅が縮小したことでマージン悪化に歯止めがかかりつつある」(高炉役員)ことから、生産増は収益改善に効いてくる。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more