2011年8月10日

薄板市況、底ばい続く

 東京地区の薄板市況は底ばいが続いている。東日本大震災以降、建築・土木需要の低迷と在庫過剰による需給バランスの悪化で、店売り市場は盛り上がりを欠いており、メーカー値上げが浸透する気配はいまだ見られない。世界景気の減速懸念など先行きの不透明感から、当面は様子見ムードが続くとみられ、底割れに対する警戒感も強まっている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more