2010年10月25日

東京・中板市況、1000―2000円下落

 東京地区の中板市況は先週までに、トン当たり1000―2000円方下落した。鉄スクラップ価格の下落やアジア市況の低迷、市中在庫の増加による需給緩和などを受け、薄板類全般に先安観が台頭している。こうしたなか、急激な円高を背景に、割安感の強まる輸入材への対抗措置として、東京製鉄が11月販売価格を値下げしたことが拍車をかけるかたちとなり、中板市況はジリ安展開となっている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more