2009年8月27日

鉄スクラップ調整局面 5カ月半ぶり下落

 国内の鉄スクラップ相場が調整局面に入った。輸出価格の頭打ちによるもので、関東では5カ月半ぶりに小幅ながら電炉買値が下落、関西は上げ一服感が広がっている。

 ただ、国内の粗鋼生産が回復基調にあるうえ、9月以降も既契約分の船積みが続くため、「需給バランスが崩れる可能性は低く、価格が続けざまに下がる展開ではない」(商社)とみられている。







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