2013年12月10日

ステンレス薄板市況 Ni系5000円上伸29万円

 関東地区のニッケル系ステンレス冷延薄板市況が、今週に入りトン当たり5000円上伸し、SUS304ベースサイズ(2ミリ、仲間売り)がトン29万円を超えた。10月にメーカー大手が契約価格を引き上げたことで、仕入れ価格が上昇した流通では再販価格への転嫁を進めていた。コイルセンター大手が仕入れと販売の価格差を埋めようと価格を引き上げ、中小も追随した形。マーケットでは一部欠品サイズも出るなど、需給は急速にタイト感を増している。連れてクロム系冷延薄板SUS430ベースサイズ(同)も5000円上昇している。







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