2015年6月16日

新日鉄住金八幡、世界遺産候補の関連施設を公開

遠賀川水源地ポンプ場
 北九州市は15日、新日鉄住金八幡製鉄所(佐藤直樹執行役員所長)の協力を得て、「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産候補となっている施設を報道向けに公開した。公開したのは八幡製鉄所の施設である旧本事務所と旧鍛冶工場、修繕工場および遠賀川水源地ポンプ室。また、北九州イノベーションギャラリーでは、八幡製鉄所の概要説明が行われた。これら施設は今月末からドイツで開催される世界遺産委員会で、正式登録されるかどうかが決まる予定。

 修繕工場とポンプ室は現役稼働設備であり、旧本事務所と旧鍛冶工場も八幡製鉄所構内にあることから、非公開となっている。新日鉄住金八幡製鉄所は旧本事務所について、眺望スペースからの写真撮影の解禁(現在は禁止)など、可能な限り協力していく姿勢を示した。







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