2015年6月17日

JFES、溶銑予備処理 新プロセス開発

 JFEスチールは17日、新しい溶銑予備処理プロセスを東日本製鉄所、西日本製鉄所の全製鋼工場に導入し、脱硫効率向上および環境負荷低減を実現したと発表した。溶銑予備処理の脱硫プロセスで投入する石灰量が、新しい脱硫剤投射法を開発したことで3割削減でき、また脱硫処理後のスラグを再利用する「スラグホットリサイクル法」を確立したことで2割削減することができ、コスト低減につながる。脱硫剤使用量を減らしながら、熱ロスを低減し、硫黄含有量の少ないハイテンなど機能性鋼材を高効率で生産することが可能になり、上工程競争力が一段と向上する。







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