2015年7月22日

4―6月全国粗鋼 リーマン後並み2589万トン

四半期別粗鋼生産推移
 日本鉄鋼連盟が21日発表した2015年度第1四半期(4―6月)の全国粗鋼生産量は、前年同期比6・4%減の2589万トンとなり、米リーマン・ショック後の09年度第1四半期(1909万トン)、第2四半期(2424万トン)以来の低水準にとどまった。消費増税影響の長期化による国内需要減や原油安などを背景としたエネルギー鋼材需要減、海外の供給過剰問題深刻化による輸出減、鋼材在庫適正化のための生産調整などが重なった。6月単月の粗鋼生産は前年同月比6・2%減の857万トンで10カ月連続減となり、日産量は前月比0・7%減の28万5700トンだった。







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