2015年12月21日

東京製鉄、1契全品種据え置き 「下げトレンドは終盤」

 東京製鉄は21日、2016年1月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)に関して、全品種で据え置くと発表した。全品種の据え置きは3カ月連続。今村清志・常務取締役営業本部長は、「鋼材市況の下げトレンドは終盤に来ている。あらゆる品種は底値圏に入っていると思われ、国際市況ではすでに反転する品種も出ており、メーカーサイドで下方硬直性が見られる」としているが、販売価格改善のタイミングには至らないと判断し、全品種で据え置きを決めた。







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