2016年2月25日

高炉大手、鉄鉱石15―17%下げへ 4―6月 荷余り感残る

 高炉大手の4―6月の鉄鉱石調達価格は1―3月比で15―17%下がりそうだ。業界関係者によると、スポット価格は昨年の底から上がってきているが、2月末までの3カ月平均では下がるためだ。中国をはじめ世界的な粗鋼減産基調のなかで、鉄鉱石供給は大手の増産などで拡大している。中国の鋼材市況上昇は追い風だが、鉄鉱石では供給障害もなく荷余り感が残るなかで、上昇力は限定的のようだ。







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