2017年1月10日

神戸製鋼 天津向けアルミ板母材、全量外部調達も検討

 神戸製鋼所の川崎博也社長は同社が中国・天津に設立した自動車パネル材向けアルミ板の加工拠点(KARP)で使用する原板(母材)について「可能であれば全量(年間約10万トン)を外部から調達したいと考え、現在検討を進めている。できるだけ早期に結論を出したい」などと話した。当初計画ではKARPの母材は国内の真岡製造所(栃木県真岡市)から全量供給する予定だったが、その後、ボトル缶や半導体・液晶製造装置の旺盛な需要を反映して真岡の生産がひっ迫。母材全量の供給を真岡に頼ることが難しくなったため、外部調達先の選定を急ぐ。







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