2017年7月11日

G20首脳宣言 鉄鋼過剰能力問題、能力削減に具体策求める

 G20首脳会合がドイツのハンブルクで7、8日開かれ、鉄鋼過剰能力問題で踏み込んだ首脳宣言を採択した。鉄鋼、アルミを念頭に、産業部門の過剰生産能力について、政府および関連主体による市場歪曲的な補助金およびその他の支援措置の撤廃を緊急に求めるとした。経済協力開発機構(OECD)と連携した鉄鋼過剰能力対応の国際協調の枠組み、グローバル・フォーラム(GF)の構成国に対して、情報共有の作業を8月までに完了した上で、過剰能力削減に向けた具体策を詰めるよう呼び掛け、11月までに報告するよう期待を示した。







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