アルミドロスとは、アルミニウムリサイクルの生産プロセスで発生する残渣のこと。メタリックアルミが含まれており、その成分を用いて、高炉、電炉向け昇温材、還元材として広く活用されている。だが、アルミドロスは微粉末状態で発生・製造されることから、安定して低コストに固形化するには技術的な課題が多かった。
同社はASRシュレッダーダストなど粉末状態のものを固形化する技術を得意とする。今回、独自の固形化技術を活用し、固形化アルミドロスの鉄鋼副資材としての製品化に成功、4月に特許を出願した。
電気炉に同製品を投入することで、酸化発熱エネルギーを最適な形で得ることができ、エネルギーの削減につなげることができる。9月から新製品を関東と関西の電炉メーカーに向け試験供給を開始しており、年内をめどに本格的な使用開始につなげていく考え。販売は岡谷鋼機およびエムエム建材と連携して行っていく。
同社では現在、月間1300トンほどASR軽量ダストを原料とするフォーミング抑制剤「マイプラ」を供給している。新製品は今後、月間200―300トンほどを供給していく計画。
将来的には新製品を含めた鉄鋼副資材を、海外の高炉・電炉メーカーに供給することも検討している。国内外で資源循環を加速させ、さらなる事業拡大とリサイクルの高度化につなげていく考え。





















