2017年12月7日

日本製鋼所、航空機事業に参入

 日本製鋼所は7日、室蘭製作所内に航空機複合材製造工場を設立し、新たに航空機事業に参入すると発表した。航空機の構造部材用の炭素繊維樹脂複合材製品や金属接着品の生産を行う工場で、投資額は十数億円。原子力・防衛分野で培った品質管理と技術力、高水準の品質規格対応力を生かして、民間航空機を中心に活発な需要が予測される航空機分野に注力する。同社は次期中計の骨子の1つとして、「鉄鋼にこだわらない素材系新分野への参入を目指した開発投資の促進」を掲げており、素形材・エネルギー分野における新分野への展開として立ち上げる。







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