2020年8月17日

桂スチール、友延工場が全面稼働 超大型BHの製作強化

桂スチール(本社=兵庫県姫路市、三木桂吾社長)は、岡山県備前市友延で昨年秋に着工した新工場「友延工場」の第1期工事を今年5月に完了、6月に全面稼働させた。超大型のBH(ビルトH形鋼)の製作を強化するため新工場を建設していたもので、ウェブ高で最大1200ミリ、フランジ幅で最大で1000ミリ程度のBHが製作可能。同工場の完成により、全社のBH能力は1―2割程度アップし、月間1万トン近くに引き上げた。今後はBH材料の前処理用として、最新鋭のプラズマ溶断機1基(コマツ産機製)を増設する予定。これにより、友延工場の一連の投資は完了する。

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