両社の技術とノウハウの融合により「クリスタルシリーズ」として新しい高級研磨仕上げのステンレス製品を販売する。一つ目の「クリスタルサーフ」はNSSC母材にEGR処理を施し仕上げ研磨することで、滑らかな表面を実現する。2つ目の「クリスタル(400)」はEGRで下地処理し80番から800番仕上げまでの機械研磨が可能となる。3つ目のクリスタルミラー」はEGRで下地処理し、高精度・高光沢の鏡面(No8)研磨で仕上げる。高平坦度の厚板を素材に用いることで最大2600ミリの広幅鏡面が可能。東研のEGR技術は、従来の電解研磨と機械研磨を融合した技術で、昨年12月に基本特許が国内登録された。
この技術を使うと、素材表面の欠陥除去効果が高く、粗目やピットがほぼ消えるという。電解砥粒ヘッドを回転させながら高速で中性電解液を送り通電。短時間で効率的に1パスで30ミクロンも削れるという(通常研磨は数ミクロンにとどまる)。
熱延スケールを有する表面(黒皮材)にも直接適用でき、酸洗が不要となることで、環境にも優しい技術として注目される。薄板、厚板、半製品など最大幅2600ミリに対応する。




















