2017年2月7日

三洋貿易、金属分析器2種発売 低価格モデルで市場拡大

 機械機器類などの輸入販売を行う三洋貿易(本社=東京都千代田区、増本正明社長)はこのほど、鉄やステンレス、銅合金、ニッケル合金、アルミ合金などをレーザー発光により1秒で鋼種判別できるハンドヘルドタイプのレーザー金属分析器「VULCAN(バルカン)」シリーズの販売を開始した。高機能モデル「バルカンエキスパート」とエントリーモデル「バルカンスマート」の2種類を販売。同社ではアルミ合金などの仕分けを行うユーザー向けに高価格帯の高機能モデルでシェアを拡大しているが、「バルカンスマート」の販売開始により、低価格で手軽に利用できるエントリーモデル市場に参入し、これまで納入実績の低かった鉄・ステンレスを扱う原料問屋を中心に拡販に注力していく方針。