2010年8月10日

関東・鉄スクラップ、発生減続き需給均衡

 関東地区の上半期の鉄スクラップ市況は東アジア向けの輸出動向にけん引される形で推移した。直近の市中価格はH2でトン2万3000円前後。一方、地場炉前価格(H2)はトン2万8000―2万9000円、高値2万9500円(9日時点)。市中価格、炉前価格ともに年初比で4000―5000円高い。メーカーの減産により内需が低調な一方、市中流通量も依然として落ち込んでいる。このため、秋口にかけて需給が大幅に緩和することは考えにくい。







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