2010年8月20日

神戸製鋼、米線材加工フル出荷

 神戸製鋼所グループの米国の冷間圧造用鋼線メーカー、グランド・ブランク・プロセッシング(GBP)は、自動車市場の回復を受けて、月間約6000トンとほぼ能力いっぱいの出荷に戻った。

 リーマン・ショック後の景気後退で、2009年前半は半減したが、足元はフルに近い操業を続けている。米経済の動向によるが、人口増などで米国の自動車需要は増える傾向にあり、GBPでは品質・納期など現地ユーザーの供給ニーズに対応する。