2011年11月2日

三菱商事、豪原料炭800万トン拡張 14年操業

 三菱商事と豪資源大手のBHPビリトンは1日、折半出資の原料炭合弁事業、豪BHPビリトン三菱アライアンス(BMA)の大規模拡張投資を意思決定したと発表した。それぞれ約21億豪ドル(約1700億円)を負担し、豪クイーンズランド州ボーエン炭田北部のキャバルリッジ炭鉱を新規開発し、既存のピークダウンズ炭鉱を拡張する。

 2014年から高品位原料炭800万トンの追加能力を確保し、60年間操業する。新興国の需要拡大で、世界需給が慢性的にひっ迫する中、原料炭世界一のBMAは、3月に決めた拡張に続く追加投資を通じて、中長期的な需要拡大に応じる方針だ。







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