2012年4月27日

12年度粗鋼生産、前年比微減 内需落ちは100万トン以内

 日本鉄鋼連盟の林田英治会長(JFEスチール社長)は26日の定例会見で、「新年度がスタートしたが、国内は土木・建築が復興需要を含めて40万―50万トン増え、自動車は昨年度並みを維持し、造船は15―20%、100万トン近く減少する懸念があるが、内需自体の落ちは100万には及ばないだろう。為替や中国の生産・輸出動向を見る限り先行きは楽観できず、下半期の動向も読めないが、12年度の粗鋼生産レベルは11年度(1億640万トン)を若干下回るのではないか」と述べた。







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