2012年8月20日

宝機材、ハイテングレーチング 裾野拡大に注力

 グレーチングメーカーの宝機材(本社=岐阜県瑞穂市、浅野寛榮社長)は、ハイテン鋼を使用した「LSハイテングレーチング」の裾野拡大を図るため、同業他メーカーへの特許使用権の付与を進めていく。主部材の一部を従来のフラットバーから、圧延メーカーの光陽産業(本社=岡山県笠岡市、来山尊社長)と共同開発した薄型Iバーに変更。従来グレーチングとの主部材の厚みやピッチの違いを解消することで、製造の容易化、初期投資の不要化を図り、パテント契約先の拡大、ハイテングレーチングの普及につなげる考えだ。







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