2012年10月29日

鉄スクラップ、こう着ムード強める

 国内鉄スクラップ市況は、こう着ムードを強めそうだ。東京製鉄が26日入荷分から500―1000円の買値引き下げを実施。一方で東アジアの輸出市況が底入れし、国内でも底値観が台頭する中での東鉄の買値引き下げに対して、電炉メーカー各社の対応は大きくバラついており、「電炉各社の入荷率はやや低下しているのでは。需給双方とも様子見状態が続くのでは」(流通筋)との声も聞かれる。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more