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2024.12.4
2012年11月6日
新日鉄住金ステンレス(NSSC)は5日、国内店売り向けニッケル系冷延薄板の12月契約の販売価格を、据え置く方向で検討していると表明した。今月契約分の受注を開始する前の段階で、その先の契約価格に言及することは極めて異例。それだけステンレスを取り巻く事業環境が悪化していることの表れといえるが、今後マーケットでは賛否の声が上がりそうだ。
アロイ価格(ニッケル価格など)が下がった場合は、ベース価格の引き上げでトータル価格を相殺し、マーケットの先安観を払しょくする狙いがあるとみられる。同社では「アロイリンクの精神を崩す気は毛頭ないが、世界中のメーカーが大幅な赤字となる中で、ステンレスの再生産を継続的に行うため」とした。
アロイ価格(ニッケル価格など)が下がった場合は、ベース価格の引き上げでトータル価格を相殺し、マーケットの先安観を払しょくする狙いがあるとみられる。同社では「アロイリンクの精神を崩す気は毛頭ないが、世界中のメーカーが大幅な赤字となる中で、ステンレスの再生産を継続的に行うため」とした。
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