2016年2月2日

神戸製鋼、ミルコン・スチールとタイ線材合弁を設立

 神戸製鋼所は2日、タイ電炉メーカーのミルコン・スチール(本社=バンコク市、シティチャイ・リースワドトラクルCEO)と線材の圧延、販売を行う合弁会社の設立を決めたと発表した。新会社が持つ工場の圧延能力は年産48万トンで、神戸製鋼所グループの線材圧延能力は従来比3割程度、引き上がる。総投資額は67億9000バーツ(約241億円)。特殊鋼線材は2017年春に生産を開始する。自動車部品の素材となる特殊鋼線材を現地で圧延、供給する体制に切り替えることで納品のリードタイムを大幅に短縮し、品質向上にもつながるなど一層の競争力強化を図る。







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