2016年3月3日

トヨタ、特殊鋼棒線製品の加工賃上げ容認 1000―3500円

 トヨタ自動車はこのほど、磨棒鋼、冷間圧造用(CH)鋼線など特殊鋼棒線製品の加工賃引き上げを容認することを決めた。引き上げ幅は、磨棒鋼がトン1000円、CH鋼線が3500円。集中購買材(支給材)に加え、部品メーカーが調達する自給材についても引き上げる。自動車向け特殊鋼棒線の加工賃については、ホンダが1月から集中購買分を対象に磨棒鋼で2000円、CH鋼線で4000円の引き上げを実施。今回、トヨタが自給材も含め一律で引き上げを決めたことで、加工賃引き上げを認める動きがより一層、広がる可能性がある。

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